日本のモノづくり

HOME世界へ発信 > 日清カップヌードル

日清カップヌードル

日清カップヌードルは、1971年に発売されました。お湯をそそげばどこでも気軽に食べられるラーメンとして今でも世界中で愛されています。ラーメンのパッケージは発売された当初と変わりがなく、今では味の種類が豊富に増えました。創業者の故・安藤百福氏がアメリカにチキンラーメンを売り込みに行ったとき、当地のバイヤーが紙コップにラーメンを入れて食べていたのを見てカップラーメンを思いついたといいます。エビ、卵、肉などの具にフリーズドライ製法をはじめて使ったのも日清カップヌードルでした。

故・安藤百福氏

故・安藤百福氏は、インスタントラーメンの製造法を特許独占することなく、広く使用を許可、1964年には「日本ラーメン工業協会 (現・社団法人日本即席食品工業協会)」を設立するなどして、業界の発展と取りまとめにも広く貢献されました。それが、日本で生まれたインスタントラーメンが世界に広く行き渡った源ではないのではないでしょうか?